高校を卒業して、岩手県の田舎から関西の大学に入学し、大阪市阿倍野区へ引っ越しました。関西弁などほとんど話せず、いきなり出てきた都会の様子にかなりショックを受けたのを覚えています。
そんな日々、土曜の夕方、神戸市須磨にある、ラジオ関西のラジオ番組を聴くのを楽しみにしてました。
番組の名前は「ギャルギャル神戸」という番組で、パーソナリティは、谷山浩子さんと西島三重子さんが隔週交代で放送してました。
谷山浩子さんの番組内のコーナーで、リスナーから歌詞を応募して、それにメロディをつけて歌を作るという企画がありました。
何を間違ったか、それに応募して、なんと取り上げていただき、また、気に入っていただき、挙げ句の果てに谷山浩子さんのアルバムにも採用されてしまいました。
それが「イーハトーブの魔法の歌」です。
今ではアベノハルカスが近くに聳える天王寺の雑踏の中で、故郷の岩手を想いながら作った歌詞だからよかったのかもしれませんね。
その後、ラジオ関西の神戸のイベントで直接、谷山浩子さんにお会いすることができました。また、レコードにサインをしていただきました。
— 応募作品 —
イーハトーブの魔法の歌
2019年2月23日